Pickleballとは
日本で急成長中のラケットスポーツ完全ガイド
Pickleballの定義
ピックルボールは、テニス、バドミントン、卓球の要素を組み合わせた、パドルとプラスチック製ボールを使用するラケットスポーツです。1965年にアメリカで誕生し、現在では世界中で数百万人がプレーしています。
何を使ってプレーするのか
ピックルボールは、木製またはグラファイト製の専用パドル(テニスラケットより小さく、卓球ラケットより大きい)と、穴の開いたプラスチック製のボールを使用します。ボールは軽量で、スピードが遅いため、反応時間に余裕があり、初心者でも打ち返しやすい設計になっています。
どこでプレーするのか
コートはバドミントンコートと同じサイズ(13.4m × 6.1m)で、テニスコートの約4分の1の広さです。ネットの高さは91.4cm(中央部分は86.4cm)に設定されています。屋内外どちらでもプレー可能で、日本では体育館やテニスコートを転用した施設が多く利用されています。
誰がプレーできるのか
ピックルボールは年齢、性別、体力レベルに関係なく、誰でも楽しめるスポーツです。小学生から80代以上のシニアまで、同じコートで一緒にプレーできます。コートが小さく、ボールの速度が遅いため、激しい動きや高い体力を必要としません。そのため、運動経験が少ない方や、膝や腰に不安がある方でも安心して始められます。
なぜ人気が高まっているのか
ピックルボールの人気の理由は、そのアクセシビリティにあります。ルールがシンプルで、初日から楽しくプレーできる一方、戦略性が高く、上達の余地も十分にあります。また、社交的な雰囲気が特徴で、プレー後に参加者同士が交流する文化が根付いています。日本では特に、健康志向の高まりとともに、シニア層を中心に急速に普及しています。
使用する道具
ピックルボールを始めるために必要な道具は、パドル、ボール、適切なシューズの3つです。初期投資が少なく、気軽に始められるのが特徴です。

パドル
テニスラケットより小さく、卓球ラケットより大きいサイズ。素材は木製、複合材、グラファイト、カーボンファイバーなど多様です。重量は通常200〜240g程度で、初心者には軽めのモデルが推奨されます。
ボール
プラスチック製で、26〜40個の穴が開いています。屋外用と屋内用があり、屋外用は穴が少なく耐久性高、屋内用は穴が多く静かです。直径は約7.3cm、重量は22〜26g程度です。
シューズ
コート用シューズが推奨されます。テニスシューズ、バドミントンシューズ、バレーボールシューズなどが適しています。横方向の動きに対応し、滑りにくいソールが重要です。ランニングシューズは不向きです。
初心者向けギア選びガイド
どのパドルを選べばいいか、どんなウェアが適しているか、詳しい選び方ガイドとおすすめ商品をご紹介しています。初めての方でも安心して選べるよう、価格帯別・レベル別に解説しています。
おすすめギアを見るコートの構造
ノンボレーゾーン
ネットから2.13m以内のエリアは「キッチン」と呼ばれ、この中でボレー(ノーバウンドでの打球)は禁止されています。これにより、ネット際での激しい打ち合いが制限され、戦略的なプレーが求められます。
サービスエリア
コートは左右に分かれており、サーブは対角線上の相手コートに打ち込みます。サーブは必ずアンダーハンドで行い、ボールは腰より下の位置で打たなければなりません。
コートサイズ
コート全体は13.4m × 6.1mで、テニスコートの約4分の1のサイズです。この小さなコートサイズにより、移動距離が少なく、体力的な負担が軽減されます。
なぜ日本で広がっているのか
1. 高齢化社会に適したスポーツ
日本の高齢化率は世界トップクラスです。ピックルボールは、激しい動きが少なく、関節への負担が小さいため、シニア層が安全に楽しめるスポーツとして注目されています。実際、60代以上の参加者が全体の40%以上を占めています。
2. 既存施設の有効活用
テニスコートやバドミントンコートを簡単に転用できるため、新たな施設投資が不要です。多くの自治体や民間施設が、既存のコートにピックルボール用のラインを追加することで、手軽に導入しています。
3. 社交性とコミュニティ形成
ピックルボールは、プレー中の会話が可能なほど穏やかなペースで進行します。プレー後の交流も盛んで、地域コミュニティの形成に貢献しています。孤立しがちなシニア層にとって、社会参加の機会としても機能しています。
4. 初期費用の低さ
パドルとボールがあれば始められ、多くの施設でレンタルも可能です。テニスやゴルフと比較して、初期投資が少なく、気軽に始められる点が支持されています。
5. メディアと協会の普及活動
日本ピックルボール協会の設立以降、テレビや新聞での紹介が増加しています。また、全国各地で体験会や講習会が定期的に開催され、認知度が急速に高まっています。
日本のピックルボール統計
基本ルールの要点
1サーブのルール
サーブは必ずアンダーハンドで行い、ボールは腰より下の位置で打ちます。サーブはベースラインの後ろから、対角線上の相手コートに打ち込みます。サーブがネットに触れて相手コートに入った場合は「レット」となり、やり直しです。
2ツーバウンドルール
サーブとリターンは、それぞれ1回ずつバウンドさせなければなりません。つまり、サーブを受けた側は、ボールが1回バウンドしてから打ち返し、サーブした側もその返球を1回バウンドさせてから打ちます。この後は、ボレー(ノーバウンド)でも打てるようになります。
3ノンボレーゾーン(キッチン)
ネットから2.13m以内のエリアは「キッチン」と呼ばれ、この中でボレー(ノーバウンドでの打球)は禁止されています。ただし、ボールが1回バウンドした後であれば、キッチン内で打つことができます。このルールにより、ネット際での激しいスマッシュ合戦が制限され、戦略的なプレーが求められます。
4得点方法
得点できるのはサーブ権を持っているチーム(またはプレーヤー)のみです。相手がミスをした場合、サーブ権を持っているチームに1点が入ります。サーブ権を持っていないチームがポイントを取った場合、得点は入らず、サーブ権が移動します。試合は通常11点先取(2点差以上)で行われます。
5ダブルスとシングルス
ピックルボールは、ダブルス(2対2)とシングルス(1対1)の両方でプレーできます。ダブルスが最も一般的で、初心者にも推奨されています。ダブルスでは、各チームの2人が交互にサーブを行い、サーブ権が移動するまで続けます。
よくある初心者の質問
テニス経験は必要ですか?
いいえ、テニス経験は不要です。ピックルボールは独自のスポーツで、テニスとは異なるルールと戦略があります。むしろ、先入観なく始められる方が、ピックルボール特有の動きを習得しやすい場合もあります。
どのくらいで上達しますか?
基本的なラリーは初日から楽しめます。週1〜2回のプレーで、2〜3ヶ月後には中級レベルに到達できます。ルールがシンプルなため、上達が早く、モチベーションを維持しやすいのが特徴です。
一人でも参加できますか?
はい、多くの施設やクラブでは、一人で参加しても他のプレーヤーとマッチングしてくれます。ピックルボールコミュニティは非常にフレンドリーで、初心者を歓迎する文化があります。
体力に自信がなくても大丈夫?
はい、ピックルボールはコートが小さく、ボールの速度も遅いため、激しい動きは必要ありません。自分のペースでプレーでき、休憩も自由に取れます。運動不足の方でも無理なく始められます。
パドルの選び方は?
初心者には、重量が軽め(200〜220g)で、価格が5,000〜8,000円程度のパドルがおすすめです。最初はレンタルで試してから、自分に合ったものを購入するのが良いでしょう。
怪我のリスクはありますか?
ピックルボールは低衝撃スポーツで、怪我のリスクは非常に低いです。ただし、準備運動とストレッチは必ず行い、適切なシューズを着用することで、さらにリスクを減らせます。
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